blog 玄関ドアの台風対策:リフォームで住まいをもっと安全に! 阿部 朋恵 コラム 玄関ドアの台風対策 台風シーズンが近づき、ご自宅の安全対策は万全ですか? 玄関ドアは、家を守るための第一歩。 今回は、玄関ドアのリフォームを通じて、台風からご自宅を守るための対策についてご紹介します。 玄関周りの掃除 ドア周辺に落ち葉や小石などがないか確認し、取り除きましょう。これらの物が風で飛ばされ、ドアに損傷を与える可能性があります。また、下水溝の入り口に詰まって排水がしずらくなるなどの原因になるので、事前に掃除で備えましょう。 玄関周辺の整理整頓 玄関先に置いている植木鉢や室外機は、室内に移動するか、しっかりと固定しましょう。強風で飛ばされ、ドアにぶつかる恐れがあります。 植木鉢は、室内へしまうのは難しいので、いくつかの鉢をまとめて紐で縛っておくことで、飛散防止になります。 玄関前のスペースを空ける 玄関前に物を置かないようにしましょう。強風で物が飛ばされ、ドアが開きにくくなる可能性があります。倒れてたり、流れてたりして玄関ドアの開閉に邪魔にならないように備えましょう。 両手で玄関ドアを開ける 普段は片手で何気なく玄関ドアを開け示していると思いますが、台風や強風の時は、両手でしっかりと玄関ドアをつかみゆっくりと開閉しましょう。 玄関ドアの開けると同時に強風が吹いて、玄関ドアが壊れたり。 逆に強風で強くしまって、最悪は指が切断する危険性もあります。 強風の日は、小さなお子様や、体力に自信のない方の玄関ドアの開閉時をサポートして、事故が起こらないように気を付けましょう。 台風情報をこまめにチェック 台風の進路や強さなどをこまめに確認し、状況に応じて行動しましょう。スマホをお持ちの方は、事前にアプリをダウンロードし情報停電になっても、情報が得られるように準備です。 おススメアプリ キキクル天気レーダーでは、シンプルに天気予報と、雨雲の動きを30分前~1時間後の予想を確認できます。 yahoo防災速報では、災害情報をお知らせしてくれます。台風だけでなく、地震、熱中症情報、各自治体の情報が通知されます。さらに自治体のハザードマップ、避難所の確認もしやすいのが特徴です。 日ごろから使って、使い慣れたものが一番なので自分で検索しやすいものを決めておきましょう。 アプリ名 App Store Android キキクル天気レーダー ここをクリック ここをクリック yahoo防災速報 ここをクリック ここをクリック アプリのワンポイント! 災害時にアプリのハザードマップや避難所確認すればOKと思っていませんか? もしかしたら、電波が不通になることも想定しハザードマップのダウンロードやスクリーンショットを取っておくことも大事です。 玄関まで浸水してきたら 垂直非難する(高齢者。子供) ブレーカーを落とす 浸水状況の確認 貴重品を高所避難 全員垂直避難 ・実際に浸水してきたら、垂直避難を行いましょう。初めに高齢者やお子様をなるべく高いところへ避難してもらいます。 ・浸水状況により電気系統が浸水によりショートすると関電の危険があるので、ブレーカーを落とします。 ・土嚢やごみ袋へ水を入れた水土嚢で浸水を防ぎます。 玄関ドアだけでなく、トイレ、洗濯排水溝、浴室、キッチンも水土嚢でふさぐことをお忘れなく! ・貴重品も高所に避難させましょう。 パソコン、動かせる家電、貴重品等、命が最優先ですが無理なく非難させましょう。 ・全員垂直避難します。 「生きてりゃ何とかなる」ともののけ姫のトキさんも言っていた通り、全員で必ず避難してください。 被害が出たら、火災保険が適用されます。 万が一、自宅が浸水してしまったら。浸水被害が出てしまったら、火災保険へご加入の方は、保険会社へ連絡しましょう。保険の加入状況によりますが、風水害の保証に加入の方は、保険が適用されるので、加入の保険をご確認ください。 多くの被害が出た場合は、すぐに保険会社さんに連絡が取れない場合や調査へ来られないことがあるので、被害状況の写真を撮っておくと後々役立つと思います。 防災対策に玄関ドアのリフォーム 玄関ドアは、単に家に入るための入り口というだけでなく、家全体を保護する重要な役割を担っています。特に台風などの自然災害時には、玄関ドアの強度が試されます。 強風によるドアの破損: 強風によってドアが破損し、雨漏りや侵入者の侵入経路になる恐れがあります。 飛来物による被害: 強風で飛ばされた物がドアに衝突し、ドアが変形したり、ガラスが割れたりする可能性があります。 浸水による被害:上記でも浸水について書いてきました、土嚢なんて常備してないし、急な浸水で家にいないときは、対策できない可能性があります。 これらのリスクを軽減するためには、玄関ドアのリフォームが効果的です。 玄関ドアのリフォームでできること 高強度な素材への交換: 木製のドアから、アルミや樹脂製のドアへ交換することで、耐久性が大幅に向上します。 断熱性能の向上: 断熱性能の高いドアに交換することで、冷暖房効率がアップし、家全体のエネルギー消費量を削減できます。 防犯性能の強化: 防犯性能の高いドアに交換することで、不審者の侵入を防ぎ、セキュリティ面を強化できます。 デザイン性の向上: 様々なデザインのドアから、ご自宅に合ったものを選ぶことで、外観を美しくすることができます。 台風対策に役立つドアのリフォームポイント ドアの強度: 耐風圧性能の高いドアを選ぶことが重要です。 ドアの気密性: ドアと枠の隙間を少なくし、雨水の侵入を防ぎます。 ドアの耐久性: 長く安心して使えるよう、耐久性の高い素材を選びましょう。 補助錠の設置: 防犯対策だけでなく、台風対策にもつながります。 玄関ドアのリフォームで、快適な暮らしを! 玄関ドアのリフォームは、台風対策だけでなく、住まいの快適性やセキュリティの向上にもつながります。 断熱効果で冷暖房費を削減: 断熱性の高いドアに交換することで、冷暖房効率がアップし、毎月の電気代を節約できます。 防音効果で静かな暮らし: 外からの騒音を軽減し、静かな室内空間を実現します。 デザイン性で住まいの価値向上: 玄関ドアのデザインを変えるだけで、住まいの印象は大きく変わります。 機能性:玄関ドアは今やタッチで開閉できます。ポケットにカギを入れておくだけで、ドアノブに触れると開くので、手にいっぱいの荷物を持っていても楽々開閉。カバンの中で行方不明になったカギを捜索しなくていいんです! 浸水防止性能付き玄関ドア 浸水防止機能が付いた玄関ドア「ファノーバ2」が三協アルミから発売しています。 なんとこの玄関ドアの下から20センチまで浸水を防止してくれます。 土嚢を用意しなくてもいんです!24時間守ってくれます。いつ起こるかわからないゲリラ豪にも安心。 さらに、浸水防止だけでなく、耐風圧性能が向上し、最大瞬間風速51m/s、に耐え、暴風でも大きな被害を防ぎます。 暴風雨や台風から我々の住まいを守るための新しい機能を追求してできた製品です。 製品の詳細はこちらをクリック まとめ 玄関ドアのリフォームは、台風対策だけでなく、住まいの快適性や価値を高めるための有効な手段です。補助金も申請出来てとってもお得にリフォームできます。 見た目の印象も、機能も大きく変化します。 ご自宅の状況に合わせて、最適なドアを選び、リフォームすることで、より安全で快適な暮らしを実現しましょう。 前の記事 一覧へ戻る