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マンションバルコニードアの断熱補助金は?

  • 中沢 仁郎
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マンションバルコニードアには補助金が有るのか?

バルコニードアに補助金が出るのかの問い合わせは、最近増えて来ています。

補助金の区分は全てそうなのですが、断熱ドアか断熱窓かの二択で考えて行きます。

そうなれば、バルコニードアはどちらに該当をするかは簡単ですよね。

ドアでもあり窓でもあるんです。

どの様に区分をするかですが、バルコニードアの外側にカギ穴が有るか無いかで
ドアか窓かに分かれるのです。

カギがある時はドアになります。

カギが無い時は窓になります。






国の補助金になると、子育てグリーン住宅支援事業Bグレードとなります。

2025年度は、勝手口と窓工事では子育てグリーン住宅支援事業に申請を
する事が出来なくなりました。

2024年度は問題無く申請が出来たのですが。

そうなると、どの様にマンションバルコニーを子育てグリーン住宅支援事業で
申請が出来るかになります。

バルコニードア+給湯器・バルコニードア+水回り(水栓やお風呂等)です。

正直、バルコニードアと給湯器の工事であれば子育てグリーン住宅支援事業に申請は簡単ですが、
給湯器も給湯器で、環境省が行っている給湯省エネ2025事業が有るので、
そちらで申し込みをした方がお得です。

そうなると、水栓が一番安価で工事が出来るので良いのではないでしょうか?

その他に考えられるリフォームは、トイレレンジフードも良いのではないでしょうか?

更に先進的窓リノベで、マンションバルコニーの申請が出来ないかを考えて見ました。

YKKAPもLIXILも該当をする商品が無いのです。

もし可能だとすれば、非防火でYKKAPグラフ工法非防火を使い真空トリプルガラスなら
先進的窓リノベ対象になるのではないでしょうか?

この仕様に関しては、弊社からYKKAP開発に要望を出してみます。

それでは、マンションバルコニードアにはどれ位の補助金が出るのか?


マンションバルコニードアは子育てグリーン住宅支援事業で43,000円です。

これでは、工事をしたいと思いませんよね。


東京都から1/3のマンションバルコニードアに補助金が出ます

実は、東京都からはマンションバルコニードアに対して、条件がしっかりと合えば、1/3の補助金がでます。

条件は、1部屋の窓を全て断熱化を行えば、違う部屋にバルコニードアが有ってとしても、
補助金の対象となります。

他にもバルコニードアに関しては、ドア面積の50%以上がガラスで有る事と、熱勧誘率が2.3以下で有る事等の
条件は有るのですが、せっかくの補助金なので申請をしない手は無いはずです。

ここで使えるマンションバルコニードアに関しては、YKKAPの商品で説明をします。

YKKAPビル用商品のエピソードNEO-LBかエピソードNEO-LB防火の2つが考えられます。

室内側は樹脂で出来ており、室外側はアルミになっているアルミ樹脂複合サッシです。






アルミ樹脂複合サッシの特徴は、内外の色が別々に発注が出来る事です。

大半のマンションは、外側がシルバーっと言うのが多いと思います。

このカバー工法工事の中では、マンション標準規約があります。

当たり前の事ですが、外部の色は既存の色に合わせるや形を変えてはいけない。

ガラスも同様に、勝手に模様を変える事は出来ないなど細かい決まりがあります。

その中で、マンション標準内での工事が必須となって来ます。

それでは、マンション標準第22-2項をまとめた動画が有るので見て下さい。


どうしてもマンションの窓やバルコニードアは、共有部だから工事が出来ないと
思っている人が沢山いるのも事実です。

しかし、沢山の人が窓からの隙間や動かない窓に困って居るのも事実です。

住み方や住んで居る人数でバルコニードアの使い方も違うので、壊れてしまう所も有れば
使う頻度が少なく壊れない人も居ます。

これって生活が困難になってしまいますよね。

DOOR‘Sでは、そんな困った人達の為に、組合さんとの話し合いも行います。

レポートを提出して、なぜ交換が必要なのかを分かってもらい、どの様な商品で
工事を行うかも説明させて頂きます。

そのお陰で、YKKAPのMADOショップ2024年集合断熱窓工事全国で1位っとなる事が出来ました。

マンションのバルコニードアと同時に窓工事を行う事で、部屋の断熱が一気に変わる事は
間違えが無いです。

ここで、アルミ窓からアルミ樹脂複合サッシに交換をする事で、どれ位変わるのか?



室外側16℃ 室内側24.1℃ 湿度35.2%での測定値

アルミ窓 フレーム温度 9.7℃ ガラス温度 17.9℃

アルミ樹脂複合サッシ フレーム温度 13.5℃ ガラス温度 18.9℃

この2つでの差は、フレームで3.8℃ガラスは1℃です。

え?これだけの差しかないのって聞こえて来そうですが、これが実際に付けられると
全然体感が変わって来ます。

もちろん樹脂が使えれば良いのですが、このブログを書いている現在では開発中なので
今しばらくお待ちください。

都内で無ければ、樹脂のバルコニードアを付けられる所もありますので。

話を戻します。

現段階では、窓もそうなのですが防火の縛りが出てしまうと、ガラスが網入りになってしまうので
空気層が狭くなってしまいます。

そこでアルゴンガスを入れる事で、断熱性能を高めて行くのですが、今後の支流はクリプトンガスに
なって来るのではないでしょうか?

また、マンションにはシャッター等を付ける事は少ないので、ここも防災ガラスを使った
リフォーム工事に代わって来ると思います。

国の先進的窓リノベと子育てグリーン住宅支援事業は、2025年で終了をしてしまいますが、
この後はSIIで違う形の補助金が出て来ると考えられます。

SIIでは、10年以上前から断熱だけではなく、防犯に防災を考えたガラスの組み変えで
補助金を出していたので、その辺りのノウハウが今後使われるのではないでしょうか?

ガラスは皆様の家を守り命を守る商品です。

しっかりとした業者さんと相談をしながら工事をして下さい。

最後に
国の補助金を申請できるのは、登録業者だけです。

最近はこれらの詐欺の話しも聞く様になってので、必ず登録番号も聞く様にしましょう。